メルセデスのある生活 14

〜 安いOILって? 〜
実験!安物OILの巻き


川崎旧車保持研究所 研究員 喜多川 グラマロ
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2005年10月10日・・・ の前日、超オートバックスへ朝から出かけた。目的はOIL交換である。最近はそこでOIL交換している。が、今回いつものようにBPのコースクラシックを手にとってレジへ向かっている時に思いついた。
「そうだ・・・
  激安OIL・・・」

そう!粘度と鉱物にこだわってきたMyトレイシーちゃんであるが、少々涼しくなってきたら少し粘度の低いOILにチャレンジしてみようと思っていたのだ。駄目なら明日すぐに交換できる本日決行!と1秒で決心した。一昔前では考えられないくらいハイ・クオリティーなSM(API)グレードの10W-40である。
ただし、やはりクリアランスの大きな古いV8であるため、分子量の大きな鉱物油だけは外せない。しかし鉱物油にしてしまうと実験にならないのでセミ・シンセティックとした。お値段激安の新製品である。
ついでにデフオイルを2年交換していない。今回BPのスーパーギアのストリートスペック、つまりエンジンオイルもデフオイルも品質は良いもので規格はほぼ純正のマニュアル通りの極普通のモノばかりである。
結果から言うと・・・ 国産のような軽いエンジンフィーリングとアクセルオフでのランがすこぶるのびた。
エンジンにも駆動系にも好影響はあったものの改悪は散見されない。あとは長期、エンジンがかからない時、どの程度油膜を保持できるかだけの問題だ。思わず東名で町田方面へ。極めて快適なのである。
ただ・・・ 駆動系が静かになった分だけ、極たまに現れるアイドリングの脈動が気になった。
ドゥン・・・ ブォー ・・・ドゥン・・・ アイドリング状態でベンツに開くある症状。この電気系の症状がでない方がおかしいくらいよくある症状だ。気にしなければどうということは無いが、いよいよ着火にも神経を使うとしようか・・・ と思い物色。ウルトラの赤いコードにしようかと漠然と考えていたが、最近ブルーポイントというニューシリーズ(お値段微妙に高め)も良いなぁなどと考えていて思いついた。

その昔、みかんさん(『16h』参照)が「左奥のプラグがなかなか抜けない・・・」と嘆いていた事を思い出し、どうせ交換は自分でやるので、ちょっと練習を兼ねて小雨振る中、バッテリー外して1本1本プラグチェック!
プラグコードを外してみるとなにやら白い粉が付着しているコードが散見される。そこでコンタクトリフレッシュを拭きつけ再度、戻した。ついでに超重たいバッテリーの受け皿が少々さび付いていたので外して洗って擦って塗って・・・ とDIYを楽しんだ。

都合40分の作業だったが完全に調子が整った!
うふぃふぃ!

http://www.nagaidenshi.co.jp/PLUG/bluepoint.shtml#PRODUCT-FEATURE)