メルセデスのある生活 V


文:喜多川 グラマロ
 ステアリングダンパー(Fig1)が届いた。メキシコ製のOEMらしいがBOGEという名がなんだかセレブチック。簡単に出来る作業なのでちょっとトライ(Fig2)してみたのだがフロアジャッキーでは40cmしか上がらないのでかなりアクロバティックな格好でボルトへ到達した。しか〜し・・・固い。なめそうだったのでプロに任せようとさっさとあきらめるのであった。

・・・で朝からストレス発散に第三京品へ行き、ついでに大黒へ。Cliovさんがコーヒー飲んでいるという情報をかぎつけ行ってみることに。

 大黒には二台のR107。あれ?今日は・・・そうだ!第一日曜日である。早速、アクセスしてみることにした。初めての人間にも気さくに話し相手をしていただき、なんだか盛り上がっているうちに続々と現れたR107。流石にクラブの方々だけのことはあって車が全部綺麗である。参った参った〜といったとこであるが、今回とても気になったのが実は・・・Cliovさんの灰皿。灰皿がピカピカ状態で開いていたのである。
 何気なく覗いたボクが最も感銘を受けたのがそれだ。

「そこじゃね〜だろ!」

・・・というセリフも聞こえてきそうだがやはりあの辺が綺麗だと車の印象がぐっと綺麗になる。さっそく帰宅し朝っぱらからグリスで汚れたドアの内張りと灰皿周りのファインチューン(?)に着手したわけだ。

 まずは扉の構造を徹底的に調べてバリバリッとはじめたわけだが、とっても作りの良いプラモデルのようで簡単にバラバラになった。「へ〜こうなっているのか〜」関心しきりであったが一通りきれいにしてジャジャ〜んと完成したのが
こちら30分でメチャメチャ綺麗になった。

 さて、クダンの灰皿だが、灰皿といってもそれだけではなく、「そのあたり」である。
っつーわけで、まずは構造を調べてヤオラ分解に着手する。この作業も比較的シンプルであっという間にバラバラになった。本当にこのあたりは国産車とは違ってクオリティーの高さを感じる部分である。
最近、接触の悪いウィンドのスイッチもパーツとしてはまだまだ行けそうだったので、コンタクトリフレッシュに従事した。仕上げはエアでOILをブッとばし組み上げる。たまに接触の不良が確認されるウィンドだったがすっかり直ったようである(明日壊れるかな?)。

 外したウォールナットの化粧版はマイクロコンパウンドでピカピカに磨き上げ各スイッチもすっかり綺麗になった。そうなってくると灰皿自体もシートも磨いちゃお〜って事になって都合2時間、自宅前で楽しんだのであった。もうこうなりゃなんだか面白くて天候もうす曇で無風・・・最高の状況も手伝ってすっかり熱中してしまったの(笑)である。

で完成が
こちら!もったいなくて禁煙車決定である!とはいうものの、きっとボクの事だから3日坊主になるだろうが・・・。

こいつはとても気持ちが良いぞ!でも・・・あした雨の中、野球の練習が終わった小学生を乗せなくちゃ行けないんだった(^^;

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Fig.1
Fig.2
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