2004年のGWに森の中のアリスに向かった!

妻籠に野麦峠、そして松川に消えた幻のエイ・・・?

今回の宿は・・・ http://www.icon.pref.nagano.jp/usr/alice/alice.html
東京から80km程離れたここで集合となった。驚いたことに最も早くついたモノからラストまで5分以内。まさにピンポイント爆撃!
トマホーク集合だった。
残雪美しい南アルプス。
とても美しいのだ!
ココ、アリス!アメリカのB級ホラー的ロケーション。ジェイソンからグリズリーまで・・・
美しい景色には恐怖が似合う?
4/30 勝沼付近のジョナサンが集合地点。こうも遠いとピンポイントで時間ピッタリというのは至難の業であるがそこはそれ、時間コントロールの達人達が見事にドンピシャ集合!さいさきの良いスタートとなった。
目的地は・・・真っ直ぐ行っちゃうとあっという間に着いちゃうのでこれからたっぷり峠三昧である。
三桁国道をわざわざ探して迂回に次ぐ迂回でオイラは一体何処向かってんだか??? 
「まっ、いいか。今日中に着く」
を合言葉にローリング!&エコドライブと充実した走りで夕刻アリスに到着した。ちなみに我々のローリング&高速ssは爆発的に燃料を消費する。したがって、エコドライブモードの時のそれは尋常ではないのだ!
今回、エコモードで最長7qエンジンに火が入っていない。峠の上り&高速はバヒュンバヒュン!峠の下りは、5台肉声で会話を楽しみながらのツーリングである。
ん〜とっても静かでいいのだ!

今回の、メンバーに新型ドロンパ登場である。今日は1号がお休みなのでまたまた「ふたご彗星」である。この二日間、中央高速ではこの彗星を見かけた方も多いだろう。ドロンパ3号この日はバテバテであった。あれだけメリハリのある走りも昨今珍しい。

翌朝、アリスを出発した我々の次なる目的地、野麦峠である。聖子ちゃんのファンであるボクにとって格別な思いがあるその地へステアリングをむけた。まもなく野麦峠というところですっかり大垂水峠と化した我々の走りにOIちゃんが疑問を投げかけた。
「この由緒正しい若き日本女子たちの苦行の道を爆音とどろかせながらあっという間に駆け抜けて良いものだろうか?」
グラマロは瞬時に方針変更。すぐ隣の爆音峠へと足を向けたのである。
妻籠で食べたお蕎麦、またこういう場所はやけに美味く感じる。我々は完全に宿場町、妻籠宿に馴染んでいる。妻籠直後からすっかり峠で遊んだ後、中央高速へ。途中、最年長KURIさんが戦線離脱しソロへ転向。ボリちゃんとOIちゃんはスワップごっこで談合坂〜石川までバイクの取替えっこを談合していた頃にはすっかり日も暮れていた。
OIちゃんはボリちゃんに借りたBMW製のバイクを石川で降りるなり・・・
OI「ボリッ!貴様今までこんなに楽してたのか!」
そうである。見た目はカッチョイイカタナ1100。ライダーにはかなりストイックな姿勢を強要するが、BMWのそれは質実剛健合理主義の塊である。人間にとってもっとも安全で快適な二輪車を作ってるんだからカタナ乗りがそんな感想を抱くのも無理もない。最後まで大爆笑のツーリング、総行程720km也!


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翌日は妻籠宿である。今更説明の必要はないだろう・・・だからしない。
やっぱり、街全体がアートしている。日本の美学の集大成である。白川郷とどっちをとる?と言われると正直返答に詰まる。しかし宿場町を歩きこの街道を味わう。数百年前にスケさんとカクさんがご老体、いやご老公と共にココを歩き、うっかり八兵も由美かおるも歩いたんだ〜と思うとちょっと感慨深いものがある。そういえば風車のヤシチが先日亡くなったばかり。ん〜妻籠宿!
そのエイは突如、中央高速で現れた。そのエイは後方の仲間達を蹴散らしボク後ろに張り付いた!
「バトルモ〜ド、ドロンパ2号!・・・」
あ・あれ?3号の掛け声が聞こえない。まだ新米の二号は肝心な時に居ない。コザカシイ!
ココからは公表できない速度で公表できないあんなことやこんなことがあって、ソンでもってエイが翻ったので、ニンジャが公表できない事態になって公表できないまま公表できない結末を迎えた。なんじゃそりゃ〜(怒)!
つまり楽しかったのだ。
ドロンパ2号と3号