僕の周りのクルマたち
メルセデスベンツ R107 SL
あたり前だが僕の周りにはさまざまな車がある。車種もさまざまだがその用途もだ。
それは実用車から趣味のクルマ、はたまた完全なコレクションだったりと幅が広い。
ただ、勘違いされやすいのはコレクションといってもイタリアンスーパーカーを指しているわけじゃないし、実用車といっても国産ワゴンを指しているわけじゃない。ランボルギーニで買い物クルマを目指せば実用車。2004年のレガシーにウマをかませて未登録で保管していれば立派なコレクターと言う事になろう。R107乗りとしては有名なEzzy氏はこのWEBにもよく登場するが古い車を新車のように蘇らせる事を主眼においている。コレクターではなく『趣味の車』として楽しんでるようである。同じ107でもボクや、ほかにもAMG500SLを所有している
Sin氏にとっては実用車なのである。「古いベンツ」と一言で片付けられることが多いが案外お金を出せばいい買い物である。つまり80万円で買うとえらい目にあうが、普通にクラウンを買うつもりの金額を最初から出せばクラウン以上の楽しみを与えてくれる。乗ってみないと解りにくいかもしれないがこれは本当に良い車だ。乗っても良いが、全体のアピアランス(外観)が良い。なんたって良い。カッコイイ・・・遊びの達人
ヒロミも最近この107を愛車に選んだのはよく解る。
親ばかだけど「やっぱりR107」なのだ!

ランドローバー レンジローバー
砂漠のロールスロイス・・・耳にたこが出来るくらい聞き飽きたセリフである。ほかの表現方法が無いのか!まったくも〜という気分である。
さて、ボクの知人はとても王侯貴族には見えないがレンジがピッタリのキャラクターである。
レンジローバーはエンジンキーを捻るだけで、新旧にかかわらずあの独特な佇まいと、それに似合わないほどの剛健さを思い知る事になる。
最近は、少々値段もこなれた感があり一般人が全く手に負えないという程でもなくなってきた。程度良好の中古車は多い。4.6と4.0があるがハッキリ言ってスライディングルーフへのコダワリだけで決めちゃっていいのだろう。無くてもいいのなら迷わず4.0SEである。だってエアサスとコノリーの内装はそのままだからだ。この車、コノリーの内装に最大の価値があると言い切る!
巨大なフルフレームに懸架されたボディーに巨大な古臭いエンジンの組み合わせはフィーリング重視で性能は二の次である。エンジンがかかるとかなり細やかなヴァイブレーションと室内に広がる上品な低音のノイズが広がる。このキメ細やかなヴィブレーションとは『振動』とはちょっぴりちっが〜うのである。なんつーか、新幹線の・・・というかフェリーの・・・というか、とにかく一般的な乗用車のそれとは完全に違う。つまり・・・難しいのだが一言で言うと・・・やっぱり砂漠のロールスなのであった・・・残念。『グラマロ斬り〜』な車である。
メルセデスベンツ E320 アバンギャルド W210
まったく困ったものである。本国ドイツでは特殊なスポーツバージョンが日本では主流なのである。僕の周りにも何台あるのだろうか?ボクの自宅近くの駅前にお迎えに来る車だって主流はマーチでもビィッツでもなくW210なのであるからボクは不思議でしょうがない。
けっしてW124ではなくW210なのだ。つまり大衆化したベンツなのである。所詮プラスチックと軽量合金で作られた車両である。木と革、鉄・・・を感じさせた昔のメルセデスとは隔世の差があると思っていたことは事実である。しかし身近でありながら案外乗る機会が無かったこの210、乗ってみて印象はベロリ〜ンと変化した。一言で言うとやっぱベンツだなぁ・・・。
と言う事になろうか。なんだかんだ言って文句いっている時はちょっと興味があるクセに手が出ない時である。『忸怩たるアバンギャルド』
ポルシェ 944S 911カレラ
なんたってポルシェである。この車には色々と度肝を抜かされてきた。一番最初は知人の911カレラ2テュプトロニックである。1995年の秋このときに本気で思った・・・スペックって関係ないんだ・・・と。この車たしか260ps程度だったと記憶している。R32GTRの280psを味わった後であり憧れのポルシェもこの程度か・・・と思わせられるのでは、とスーパーカーブームに作り上げられた偶像が目の前で崩れ落ちる恐怖感を複雑な心境で迎えアクセルを踏んだ。秋の北陸自動車道・・・「おお〜っ」は・はやい・・・こりゃ速い・・・
スペックはあくまでスペックと言う事を思い知らされた。さて、知人にはターボUが1台、ターボ3.2が1台、944Sが1台。先日ご近所の944Sを拝見させていただいた。初期のRX-7を思わせるステアリングのフィーリングは大好きである。これお薦めである!少々長い鼻っぱしを右に左に振り回しながらしっとりと旋回する様はやはり王者ポルシェなのであった。
記録簿には超有名な○田○吾のサインが十数枚。前オーナーはあの有名人、ファンにはたまらない一品である。