オープンからクローズへ、クローズからオープンへ・・・
基本的にはまったく同じ作業になるのですが詳細な部分はOpen→Closeのほうが解説しやすいので今回はこちらで!写真だらけなのでダイアルアップの方は(^^;です。
注意:個人の裁量に依存しますので個人の責任の下に施行いただきますようお願いします。 ・・・ってこんなセリフ入れたくないんですがね。逆恨みする人がいると困りますので(^^;
1st.ステップ 〜事前準備〜
@基本ですが、ドア及びウィンドウを全開にしましょう。
Aバイザーが下がっていることを確認しましょう。
Bシートが前方に完全にスライドしている事を確認しましょう。
C写真1-2にあるようにベルトを固定しリアスペースに立ち入る十分な通路を確保します。
・・・万が一を考えるとココは手抜きできない部分です。
2nd.ステップ 〜担ぎ(かつぎ)〜
一人ホイストの研究で最も要になったのがルーフのかつぎ方です。これ如何によっては重大なミス(キズなど)を引き起こしかねませんが、慣れると楽勝になっちゃいました!
ポイントは、十分に腰を曲げてできるだけリアウィンドのところに肩を入れ、しっかり首を曲げるということです(写真2-3)。
しっかりツボ入ると写真2-2のように、片手で簡単に上がります。普通の成人男性が「重い」と感じたらそれは重心がズレている証拠です。僕はご覧の通り中肉中背ですが、重いとは感じません。見た目は辛そうですが本人はいたって冷静です。この時、フリーになった片手でタバコをすいながらというのもなかなか粋でございますし見た目も辛そうに見えませんのでお勧めです(なんでやねん)。
写真1-2
リア・デフォガーの配線カバーを用いてシートベルトを固定している(黄線)。
通路の(赤線)確保。
写真2-1
写真2-2
写真2-3 →
肩のラインを黄
足をブルーで示しています。
3rd.ステップ 〜載せる〜
ココまで来るともう何も必要ないでしょう。下の写真のように載せるだけです。
二人で載せる時と違ってミスはかえって少ない(ヤナセではガリッやられました)と思います。ポイントはスカットルにぶつけないようにしながら、しかし集中する部分はリアの出っ張り(引き込みのアンカー)だということです。
まずココにゆっくりとアンカーを落とし込んだら(写真3-3)シート横のロック、スカットルのロックという具合に後方から前方へ向かって位置を決めていくことです。逆は絶対に禁忌です。フロントから決めていくとリアがとどかなくてカバーにHitさせる危険性があります。
写真3-1.2において鼻歌は必要です。この緊張しやすい局面においてミスを減らすのは精神的なリラックス。さ〜て、今日もいっちょキメるぜ!という余裕の鼻歌が作業をより確実なものにします。
写真3-1 写真3-2
4th.ステップ 〜完成〜
もちろんロックなどの作業は解説するまでもなく・・・
とにかく「出来上がり」の図までおおよそ2分。
逆の場合は約3分。お湯を注いで腹ごしらえするにはピッタリの軽作業であります。
最も面倒なのは意外と幌をかけるときかもしれません。リアのアンカーピンを押さえつけるときに力が入りにくい位置である事からかなり長身の方でもない限りその作業のほうがよほど面倒です。
ちなみにルーフ外し作業は出張前のスーツ姿で行いました。
キメキメのイタリアンスーツでしたが気にならない程です。
この作業の簡便さがご理解いただけましたでしょうか?