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『ミゲル・アンヘル』
古臭いマドリッドの街中には幾つかの高級ホテルが点在する。マドリッド内になるれっきとした5スターホテルがここ、ミゲルアンヘルである。音としては「ミゲ~ル・アンヘ~ル」という感じだが、それぞれの「ル」は完全に巻き舌風。
アメリカの派手なホテルと違い完全に暗いフランス映画にでてくるような佇まいである。
イカレタ大学生のノリで「アディオ~ス アミ~ゴ」とエントランスをくぐるとベタ浮きになる事間違い無しのホテルである。
基本的にスペイン人なので陽気のなのかもしれないが、かなりコンサーバティブなムードが漂う。
ホテルの従業員もハイジに出てきたロッテンマイヤーさんみたいな人ばかりである。

 スペインでは一般名詞化されているミゲル・アンヘル・・・
なじみの無い音であるが、日本ではイタリア発音の「ミケランジェロ」というと通りがいい。ミケランジェロ・ホテルというとなんとなく雰囲気も伝わるだろうか?
 さて、とてもインプレッシブな部分は実は壁紙なのである。右の写真では、単なるベージュにしか見えないが、実はオレンジを基調とした縦じま模様なのである。ボクの部屋も同様でオレンジ基調に紺色とグリーンを配した縦じま模様がスバラシイ部屋であった。また、絨毯も同様の模様が施された分厚いものである。
 重厚で歴史を感じさせるのではあるが配色だけはラテン系なのである。

 また、スペインのホテルは★ひとつに付き2500円位というのが一泊の料金。したがってエントランスには★がいくつなのかがハッキリと明示されており料金を確認するまでも無く見当が付く。★★★であれば8000円程度のルームチャージという事になる。5★だけは上にきりが無いのでなんともいえないが、おおよそ外れは無い。EU内でのホテルの価格は屈指の安さを誇っているのがスペインなのである。
もしスペインに旅行の予定があるのならホテルだけは贅沢をお薦めする。恐らく現在もそうであろうがここ数年イタリアよりもスペインの方が治安が悪いといわれている。イタリアは盗人が多いことで有名だがスペインは強盗である。
ためしにブランド品で身を固め女の子同士で夕刻に繁華街を歩いて御覧なさい。トラブルに巻き込まれる確立は85%であると断言したい。現に仲間が効率で恐喝にあっている。かりに男性でも一人での行動は慎むべきところである。まぁ汚い格好をしておけばいいのだが・・・

ついでにスペインへ行ったなら闘牛!これは季節次第だがせっかくなら一度は見ておきたいものだろう。とても興奮するか・・・気分が悪くなるかのどちらかである。まぁ、これは是非肉眼で見てほしい。

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