『メリディアン・シカゴ』
ボクは太陽に逆らってアメリカへ飛ぶと時差ボケの極致を味わうのが常である。完全夜行性のこのボクが、
「元気困っちゃうわ〜もう、ウチのおじいちゃんたら!」ってなくらいに早寝早起きになってしまう・・・もうえ〜ちゅうねん。

 アメリカでありながらヨーロピアンなムード満点のホテルがここメリディアンである。
世界各国にあるメリディアンではあるが基本的にセンスが良いホテルである。どんな風にセンスが良いかはプールの写真をクリックしていただくとHPに飛ぶようにしてるので一度ご覧いただきたい。
 ハッキリ言って我がHP立ち上げの時に基本的にパクッたのがコチラのHPである。
いまでこそ変化に変化を重ね面影も薄いが、グレーとホワイトのコントラストやGranMarronの頭に「Le」が付いているあたりに、当時の・・・パクッたという事実の面影が少々残存している。
 ではホテル自体はどうなのか?案外普通のホテルだが細やかな部分がおしゃれなのである。
部屋のディティールがカッチョヨイのでテーブルや椅子ひとつ取っても絵になる・・・そんな部屋である。室内の写真は全てボクが撮影したものである。ホテルの室内でバシバシとシャッターを切ったのは後にも先にもこのホテルだけである。
 ちなみにこのグランマロンHPのTOPページからワタクシ、webマスターの写真が閲覧できるが、それもメリディアンの室内作品である。

(っつーか種明ししすぎ)

 照明器具やテーブル、シャンプーから歯ブラシ、タオル、バスローブそして石鹸に至るまで全て高級感があり、アメニティーをほとんど持って返ってきた。とても使い捨てるなんて出来ないほどの質感である。
 最も感動したのは石鹸。これはなにやらスクラブが混入されている石鹸で、とっても気の利いた小箱に収められている。ヨーロッパのセレブに人気のホテルという触れ込みは嘘ではなさそうである。
 ホテルはダウンタウンの中心にある大ショッピングモールの上にある構造。ホテル自体は直接繋がってはいないが、フロントから渡り廊下を使うとショッピングモール屋上階に出ることも出来る。立地がいいリッチなホテルである(大爆笑〜)。
 シカゴ出張の時は珍しく一人で行ったということもあり、なんだか旅行気分満点だったこともプラスに働いているかもしれないが、「これが本当のアメリカなんだ・・・」という雰囲気がひしひしと感じられた。西海岸しか知らなかった僕がアメリカを感じた部分を列挙しよう!
 @イベント関係者以外の日本人を、いや東洋人を全くといっていいほど見かけなかったこと。
 A地元の人間が99%白人(金髪・青目)だったこと。
 Bイリノイ州では、オートバイにのる時にヘルメット着用の義務が無いこと。
 C街中の何処にも日本語の文字が無いこと。
等であろうか。TAXIのお兄ちゃんは日本人だというとえらく驚いていたし、客引きの為の日本語は皆無だがファッションの為の「カンジ」は、ことごとく難読であった。一体なんと読むのだろうか?見たことの無い漢字らしき模様のタトゥーをした若者が深夜のダウンタウンに徘徊している。外国人観光客の為の余計なサービスは一切無く本物のアメリカを感じるならシカゴはいい。そんなシカゴにおいて少しだけヨーロッパの洗練された空間を提供してくれるのがここのホテルである。
 



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