コンラッド・センテニアル・ホテル 言わずと知れたヒルトングループのいわゆるお洒落カジュアル系という位置づけの「コンラッド」である。世界中に点在しているコンラッドは、いわゆる最高峰のラグジュアリークラスのひとつ下に属するホテルであるものの通常は5段階中のクラス4であるから、豪華さや設備に不満を洩らすことはないだろう。コレでダメならリッツカールトン、ペニンシュラにだって不満を洩らすことにな〜る。
ウェルカムフルーツ、チョコレート、その他のアメニティーはかなり豪華な様相であるコンラッドであるが、シンガポールのそれもご多聞にもれずかなりのクオリティーだ。
さらに、ここは立地が大変よくシンガポールを楽しむにはうってつけのロケーションだ。巨大ショッピングセンターがいくつも隣接しているせいか何日いても飽きない街の中核に位置する。前出のパンパシフィックと隣同士。プールを利用するならパンパシに軍配が上がるが全般的な大人の高級感はコンラッドが上。ファミリーでリッチに行くならパンパシ!大人だけでリッチに楽しむならコンラッドもありである。
余談だが、シングリッシュ(シンガポール・イングリッシュ)の発音は難しい。少なくともアメリカではタクシードライバーにホテル名を聞き返された事など無いのだが、シンガポールではパンパシフィックも2度、3度「An?」と聞き返される。コンラッドは『カンレッド』とカタカナ通りに発音しなければ通じない。「R」は限りなく「L」発音の方が聞き入れてもらえるようで、Rの発音は土台存在しないのかもしれない。
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